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ヴィンテージ アクセサリーについて
歴史と特徴

コスチュームジュエリー、ヴィンテージ アクセサリーについて

コスチュームジュエリーは300年前から高価な宝石の代わりに安価なガラス等を利用して作られたジュエリーで、ファインジュエリーとは対照的に、労働者階級の女性でも買い求めることができた大衆向けの装飾品です。

20世紀半ばにはたくさんの有名デザイナーにより様々なスタイルのジュエリーを手がけるブランドが設立され、価格はピンからキリまで幅のあるものの、よりいっそう身近なものになります。

コスチュームジェリーの有名なデザイナーとして、Crown Trifari、Dior、Chanel、ミリアムハスケル、monet、Napier、Coro、Sara Coventry等が有ります。コレクターに特に人気があるのがミリアムハスケル、Coro、Crown Trifariなどです。

Rm Antiques ではよりすぐったヴィンテージのアクセサリーを始め、ヴィクトリアン、エドワーディアン時代のアンティークジュエリーもご紹介させていただいております。

クイックリンク
AVON エイボン

エイボンは、1886年創立の香水の会社で1960年代初頭にコスチュームジュエリーの制作を開始しました。品質は様々ですがしばしば、コスチュームジュエリーのコレクターブックで紹介されているものもあります。

特にデザイナーの Kenneth Jay Lane、エリザベステイラー、Jose Maria barrera, Coreen Simpsonなどがエイボンのためにデザインを手がけ、それらは現在でもコレクターには大変人気があります。

エイボンの刻印、Avonと一緒によく見られるNR, BW, SP,などの刻印はなぜかよくデザイナーのイニシャルと間違われていますが、これは製造工場の識別のための刻印であり、デザイナーを示すものではありません。 特によく見かけるAVON by Nina Ricci といわれるAVON NR刻印はニナリッチではなく、現在までのところニナリッチによるエイボンアクセサリーラインは存在しません。 1986年、Trifariも100周年アニバーサリーに、エイボンの為にデザインを手がけています。

1971年、エイボンが初めての「デザイナーズアクセサリー」を発表しました。トリファリ、コロ等を意識した物で「Evening Creation」「Precious Pretenders」と呼ばれていたコレクションです。この無名のデザイナーのよって手がけられたコレクションによってエイボンはコスチュームジェリーメーカーの一つとして認識されるようになります。オリジナル箱入りのは少し高く取引されます。エイボンは一時期あのティファニーを買収したこともあるほどのカンパニーです。

基本的にエイボンのアクセサリーの価値は『いかにデザインが優れているか』で決まる傾向が有ります。

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AVON of BELLEVILLE

なかなか見つからないレアなエイボン ベルヴィレは『エイボン』(エイボン パフーム)と混合されがちですが、カナダにある全く違う会社です。

1943年にAbe MazerによってカナダのOntario, Belleville で設立されたカナダのジュエリーカンパニーで、デザイナーにMarcel Boucherを起用しています。

1971年迄続いた会社です。ハイクオリティーなアクセサリーには最高級のラインストーンを使用し他のコスチュームジュエリーとは一線引いた物となっています。通常Marcel Boucherによって手がけられたアクセサリーには4桁の番号が刻印されていますが、番号がないジュエリーを『AVON』のものと見分けるには基本的に 『AVON Perfume』は最後の『N』を小文字で刻印し、(例 AVOn)こちらのAVON of BELLEVILLE はすべて大文字となっています。 一部の『AVON Perfume』でNが大文字の場合刻印全体が楕円で囲まれた感じのものが多くみられます。

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CORO コロ

エマニュエルコーンとジェラルドローゼンバーグの名前から2文字ずつとって『Coro』と名付けられた1900年にニューヨークで創立されたCohn&Rosenbergerというメーカーです。

1924年に同社のデザインディレクターになったアドルフカッツとヘッドデザイナーのジーンヴェッリ(Gene Verri)の作品により、一気に有名になりアメリカで最も人気のあるコスチュームジュエリーの会社になりました。ジーンのデザインの中でもjelly Belliesと呼ばれる大きなカボションの動物モチーフのブローチはコレクターにも高値が付いています。 1937年にグラスを使っていたjelly Belliesを新素材であったルーサイト製に変更しました。

同じく30年代にチーフデザイナーに就任したジーンヴェッリ(Gene Verri)はCoroの有名なピース、デュエトのデザーナーです。アドルフによってパテント登録されたデュエトのタイプのピンは様々なデザインで販売され、その中のピース、ジーンによる2羽の鳥が寄り添い、セットとしても、バラバラにして2つのブローチとしてもつけることができる作品です。 このデュエトはトリファリのClipmateを意識したものですが、のちにトリファリによって訴えられ、1954年に敗訴しています。 この、30年代〜40年代の作品が最もコレクトバリューのあるものだと思います。

第2次境対戦中にはアメリカの国旗などをモチーフにしたピースは特にレアでコレクト対象です。

1930年代にはアメリカのロードアイランド州に工場を構え従業員3500人以上を抱える会社に成長します。常にファッションの流行を意識し、クオリティーを保ちつつ、誰にでも購入できる価格帯で常に販売されてきました。30年代半ばにはカナダ、イギリスにも工場を構えます。おそらく世界最大級のコスチュームジュエリーメーカーではなかったでしょうか。

たくさん刻印があるCoroの中でも一番知られているのがCorocraftです。ハイクオリティーな素材、純銀やヨーロッパ産クリスタルなどを使用していました。

1944年に発表されたVendomeラインはCoroの中でも最も高級ラインで大変人気があり、コレクターにも最も注目されているラインです。

1979年に残念ながら倒産。

Coroの刻印はかなりのバラエティがあり、すべて記載出来ませんが、代表的な物として、以下があります。
CR Co - 1901~1919
Coro - 1919~
Coro Craft - 1937~
CoroCraft Sterling - 1942〜1944
Coro Sterling - 第2次世界大戦後より
CoroCraft - 1945年に登録されましたが1944年から既につかわれていました。
1947年迄ペガサスマーク - 第2次世界大戦後より40年代〜

50年代に発表されたセット(主にブローチとイヤリングの組み合わせ)は人気がとてもあり、第2次世界大戦後は特にブローチ、ピンが人気でした。

刻印のないピースも有りますが、メッキの雰囲気、ネックレスのクラスプ、またはパリュールなどは、ネックレスに刻印があってもイヤリングにはない場合もあり、デザインなどで判別することができます。またCoroの独特な少しぽってりとしたゴールドメッキも特徴の一つです。

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Hattie Carnegie ハッティーカーネギー

オーストリアに生まれ、ニューヨークに移り、1909年に帽子の専門店のお店をはじめたのち、そのお店はNYを代表するオートクチュールのブランドへとなります。 ジュエリーラインは彼女の手がける洋服にあわせてデザインされ、デザイナーにはNorman Norell, Pauline Trigere, Jean Louis, James Galanosなどがおりました。 彼女のオートクチュールはニューヨークのメトロポリタン ミュージアム オブ アートなどにも展示されています。

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Kenneth Jay Lane ケネス・ジェイ・レーン

ケネス・ジェイ・レーンはHattie Carnegieのもとで働いたのちクリスチャン・ディオールの靴のデザイナーをするかたわら、アクセサリーのデザインを始めました。

ジャクリーン ケネディ、エリザベステイラー、ダイアナヴリーランドやオードリーヘップバーンなどが愛用し、なかでも特に有名なのが、ケネディー大統領時代のジャクリーンケネディが身につけていたケネスによるの3連のFAUXパールのネックレスです。これは本物の真珠でもないにも関わらず後にオークションで$211,500で落札されました。現在ではオルセン姉妹、サラジェシカパーカー、ミーシャバートン、ジェシカシンプソン、パリスヒルトン、とブリトニースピアーズなどが愛用しています。ケネスのヴィンテージのコスチュームジュエリーはとても貴重でコレクターにも大変人気があります。

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Kramer クレイマー

第二次世界大戦の最中、1943年にLouis Kramerによってニューヨークで設立され1970年代までつづきました。 シンプルなものからエレガントなものまで、最高級のオーストラリアラインストーンからプラスティックのストーンなどを使い幅広いラインを製造していました。 デザインも手がけたKramerはとくにカラフルなラインストーンやエナメルなどを施した有機的な花のデザインをこのんで制作していました。

50年〜60年代には"Christian Dior by Kramer," “Dior by Kramer,” もしくは “Kramer for Dior.”としてクリスチャンディオールのためにデザインをてがけており、これらのピースはコレクターにも大変人気があります。 kramerのデザイナーとして、Kramer自身を含め、Karnig Moomjian、Frank Hess(ハスケルのデザイナーで彼の手がけたピースはKramer Amourelleと刻印されており、とてもレアです)などがいます。

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Lisner リスナー Richelieu リシュリュー

ごく最近までトリファリなどの大きなブランドン影に隠れ、コレクターにはあまり注目されていなかったブランドですが、素晴らしいルーサイトのカボションとラインストーン使いは見直されコレクトされ始めました。 D.Lisner&Companyはニューヨークで1904年に設立されました。クオリティーの高いジュエリーを製造していましたが、そのジュエリーは刻印されることなく世に出されていました。 20年代、Lanvin's Violetと刻印を入れたジュエリーを販売し始めます。 第2次境対戦が始まるまえ、LisnerはフランスのデザイナーElsa Schiaparelliのジュエリーを輸入し、アメリカで販売を始めます。また彼女のデザインしたジュエリーをアメリカで製造販売するライセンスも取得しておりました。 30年代Lisnerと刻印を入れたジュエリーの販売を始めます。製造は主にアメリカのロードアイランド州にて行われていました。 DuPontによって1937年に紹介された新素材のルーサイトを取り入れた50年代に発表したジュエリーは中所得、低所得をターゲットにしたラインですが、その色使い、ルーサイトカボションの造形は人々を魅了しました。特に自然のモチーフ、花やリーフのルーサイトとオーロラのラインストーンのジュエリーは高く評価されています。 Lisnerのジュエリーは決して質の高いものではありませんでしたが、ハイエンドブランドのデザインや、トレンドをいち早く取り入れていました。 1978年、会社はLisner-Richelieuと社名を変え、1979年その扉を閉めるまで美しいジュエリーを作ってきました。

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Krementz クレメンツ

Krementzは1860年代にNYにてカフスボタンなどのメンズジュエリーを販売する会社として設立されました。1920年台後半にカフスボタンの流行が終わったころから女性用のジュエリーを手がけるようになります。『rolled gold overlay』のとても優れたメッキの技術でまるで『本物のファインジュエリーのよう』と一目で見てそれがKrementzのものとわかるといわれていおり『高級コスチュームジュエリー』として認識されています。決して安くはない価格だったにもかかわらず、大変人気がありました。

Krementzには別に”DIANA"と呼ばれるジュエリーラインがありとてもレアなピースです。現在では真珠や宝石プラチナなどを使用した宝石カンパニーとして継続しています。

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Marcel Boucher マルセルブーシェ

1898年パリで生まれたデザイナーで11920年頃にカルティエで働き始め、のちニューヨークに移り勉強を続けました。1973年、Marcel Boucher and Cieというジュエリー会社を設立しています。1972年まで続きました。

刻印でおおよその年代がわかります。

MB - 1937 to 1949

Marboux 1938 to 1960's

Phrygian Cap - 1944 to 1949

Boucher - 1950 - 1955

Boucher© - after 1955

彼の妻であるSandra Boucherもおなじくジュエリーデザイナーで彼女はティファニーのためにデザインを手がけることもありました。 Marcel Boucherが1965年になくなった後、Sandraが彼の会社を引き継ぎますが、1972年にDovorn Industriesに売却されそのドアを閉じます。 Boucherのデザインする亜熱帯の鳥のブローチは特に美しく大変人気があります。

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Marvella マーヴェラ

1911年、アメリカのフィラデルフィアにて設立されたWeinrich Bros. Co.というジュエリーカンパニーが元になります。 1950年前後にMarvella Pearls Inc.と名前を変更し、さらに1965年にはMarvella Inc.と変更れます。定評のある美しいFauxパールのジュエリー。 1982年トリファリによって買収されます。

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Miriam Haskell ミリアム ハスケル
ハスケルのジュエリーについてはこちらをご覧ください
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Monet モネット

1929年に Jay Chernowと Michael Chernowにより設立された、「Monocraft」という会社が始まりです。1937年よりMonetとしてジュエリーを発表しました。80年代にはイヴサンローランのアクセサリーのデザインも手がけた会社です。 ゴールド、シルバートーンのクラシックなデザインが多く見られます。特徴のあるイヤリングのクリップは『つける人が痛くならないように調整できる』というキャッチフレーズとともに販売されました、

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Napier ネイピア

1875年にマサチューセッツで設立された「Whitney and Rice」という主に時計のバンドなどを製作する銀製品の会社が始まりです。1883年にニューヨークにオフィスを構えます。

その後何度かの社名変更を経て1922年、現在のNapierとなります。1944年にはアメリカのプライベートカンパニーとしては最大級の工場を構えます。

1980年代にVictoria&co.に売却されるまでに膨大な数、デザインのジュエリーが販売されました。 エレガントなデザインが特徴のコスチュームジュエリーメーカーです。20年代のエジプトデザイン、50年代のオリエンタルデザインのチャームブレスレット、グラスアートモチーフのアクセサリー等が有名です。

1980年までNAPIERという刻印が使われその後、1999年にビジネスが終了するまではNapierが使われていました。

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Regancy リージェンシー

1950年代〜1970年代まで続いたREGINA NOVELTY COMPANYによって設立されたニューヨークのジュエリーカンパニー。(REGENT GEWELRY COMPANYという説も)会社の詳細についてはわからないことが多くミステリーな部分も多くある物の、それでもコレクターが多いのはそのジュエリーが大変美しいためではないでしょうか。

色彩と高品質なラインストーンが特徴。特にラインストーンは他のジュエリーブランドには見られないその色相の深さ、吸い込まれるような色合いです。 コレクターに好まれるピースに蝶々モチーフのブローチが有ります。蝶々モチーフはどこのブランドにも人気のモチーフですが、リージェンシーの蝶々は一目見てそれとわかる、躍動的で華やかなラインストーンのカラー使いで他社からは一線をこえた魅力が有ります。 テクスチャーのあるストーンや、JAPANNED と呼ばれる、漆塗りを施したかのような美しいツヤのあるラインストーンが特長です。

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Robert ロバート

1942年Robert LevyとDavid Jaffieによって設立されたニューヨークのジュエリーカンパニー。初期はRobertとしてジュエリーをデザイン、販売していましたが60年代にはRobert Originalと改めました。

ミリアムハスケルの作風の影響をうけたデザイナーとしては特に有名で、それらのピースは高く評価されています。稀にハスケルのデザイナーとして紹介されることがありますが、ロバートはハスケルの元で働いたという事実はなく、誤った情報です。

またエナメルを施したかわいらしいブローチもよく見られる作品。 oroginal by Robertは1942年から1979年まで使われた刻印です。その後jaffeの娘であるEllenが会社を継ぎ、社名はEllen Designsと変わります。

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Sarah Coventry サラコベントリー

サラコベントリーのジュエリーは、創設者のチャールズH.スチュアートの孫娘の名にちなんで名付けられ(諸説あり)1949年に設立されたダイレクトセリングの宝石会社です。コベントリーの『ファッションリーダー』の開催するホームパーティーで主に販売されていました。Sarah Coventryとしては1984年に経営を終了しました。

刻印はまちまちですが1949年設立初期に、"Coventry"、そして"Sarah Coventry"にかわり、 1950年ごろから1960年ぐらいまで"SC" がつかわれました。1951年前後に"Sarah"が、その後50年代後半以降は"Sarah Cov."になりました。" SAC"は50年代中頃から60年代迄使用されています。

関係メーカー ブランド

■Emmons •••••• 1949年設立された同社の姉妹ブランド。 ”EmJ”刻印が設立から1955年迄、以降 ”Emmons”


Sarah CoventryとEmmonsについてさらに詳しくブログで記載しております。こちらからどうぞ

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Trifari トリファリ
Trifariのジュエリーについてはこちらをご覧ください
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Weiss ウェイス

1942年、ニューヨークで設立されたカンパニー。創立者のAlbert WeissはCoroでジュエリーの製造技術を学びました。オーストリアの質の良いクリスタルラインストーンを使用したジュエリーが特徴で、50年代〜60年代に大変人気があったメーカーです。

当時はHolly Craftに流行のデザインを依頼することもありました。

特徴として、ラインストンの輝きを最大限に楽しめる丁寧に爪留めされたセッティング。花や果実、動物のモチーフからアートでこのクラシックなスタイルなどがあります。 50年代中頃新商品だったオーロラのオーストラリアラインストーンに魅了されそれらのストーンをふんだんに使ったたくさんのデザインピースを発表します。 ドイツのスモーキートパーズに似せてeweissによって作られた”ブラックダイヤモンド”のラインストーンを使ったピースも人気がありました。

Albertは60年代息子のMichelを後継者にし、引退します。その後1971年まで会社は続きました。

WeissのジュエリーはEisenbergやBofoffに劣らない質とデザインを兼ねそろえているものの、初めはコレクターに低い値がつけられさほど人気はなかったのですが、近年見直されその需要がまし、コレクトバリューも年々上昇しているメーカーです。

Weissの偽物もいくつか見られます、くすんだ質の悪いストーン、爪留めでなくグルーで簡単に接着されたピースなどです。デパート向けにアンサインのピースを販売することはありましたがWeissより直に販売されるジュエリーには必ず Weiss, Albert Weiss, AW Co の刻印が入ります。

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ブローチワンポイント

細工の美しい奇麗なブローチはブローチとしてはもちろん、スカーフや、お持ちのパールネックレスやシンプルなネックレスに着けて『ネックレスエンハンサー』としても楽しんでいただけます。 パールに着ける場合はパールを傷つけてしまわないようにご注意ください。 グラスパール等がお勧めです。 また帽子のアクセントにしたり、アイディア次第でいろんな使い方が出来るのではないでしょうか。

お手入れ

ご家庭で出来る簡単なお手入れです。ヴィンテージのアクセサリーは古いものです。ずっと長く使っていただく為にもこまめにお手入れしてあげることが大切です。 汗がついた場合は奇麗に洗い流して柔らかい布でしっかり拭いてください。 くすみ等の汚れは基本的に、ジュエリーポリッシュクロスで優しく磨いてください。 専用の洗剤も有効です。ただし、グラスパールにはお勧めしません。

緑錆はお酢にしばらくつけておき、その後やわらかい歯ブラシや爪楊枝等でこすって落としてください。 ただし、エナメル加工してある製品をお酢に浸すとエナメルをいためてしまう恐れがありますのでご注意ください。 メッキのはがれですが、お近くのジュエリー(オーダーメイドや、修理をされているお店)ショップでメッキを掛けてもらうことができます。数千円〜で出来ると思います。 ラインストーンやパールが落ちてしまったときはデコ用のボンド(透明度が高く、ストーンが曇りません)でそっとつけてあげてください。 超音波ジュエリー洗浄はエナメルおよびグラスパールのコーティングにダメージを与えてしまいますのでご使用にならないでください。

ヴィンテージジュエリーのラインストーンやパールが落ちてなくなってしまったなどのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください